40代に入った頃から、顔のあちこちにシミが出来るようになったため、あわててアンチエイジング用の美白化粧品を購入したという女性もあるでしょうね。最近の化粧品には美白成分がたっぷり含まれているので、人によっては効果がありますが、長く使っても変わらなかった場合は、別の方法を考えるようにしましょう。自力での美白ケアには限界がありますし、高価な化粧品を買いそろえても、まったく白くならないのでは意味がないので、どうせお金を使うなら、確実に効果があることで知られる、レーザー治療を受けることをおすすめします。美容外科や皮膚科へ行けば、お医者さんがそれぞれのシミの状態に合わせて、治療を行ってくれます。
薬で美白する方法もありますが、レーザー治療を受ければ、顔の気になる部分に照射するだけで、メラニン色素にダメージを与えられるので短期間で綺麗になれます。レーザーはメラニン色素のみに反応しますから、皮膚にダメージを与える心配もありません。施術後しばらくは、肌が火照るように感じますが、すぐにおさまるので、安心して任せるようにしてください。シミになっていた皮膚はかさぶたとなって剥がれ落ち、ピンク色の皮膚があらわれるようになりますが、それも次第に周りの皮膚と同化し、普通の色の肌になります。
シミの中でも老人性色素斑には高い効果があるので、若い頃のような綺麗な肌に戻りたいときは試してみるとよいでしょう。ただしこの治療は肝斑には効き目がないので、自分の状態がシミか肝斑かについては、クリニックで判断してもらうようにしましょう。